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日本の接客マナーの向上に役立つエピソードを更新していきます。

日本で最もお金を使う外国人観光客は?

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日本にやってくる外国人観光客で、一番お金を落としていく国はどこだと思いますか?というと、大抵の人は、「中国」と答えます。

 

だって、観光スポットや普通に東京の街を歩いていても、目立つのは中国人らしき人たちばかりが目立ちますから、そう思うのも当たり前かもしれません。

 

ひところ「爆買い」という言葉も流行りましたし、相変わらずドラックストアにいけばスマホ見ながら商品チェックかなにかしながら、籠いっぱいに薬や化粧品を入れて買い物する中国人をいまだに見ます。

 

見た目感覚には「当たり」と言えます。訪日観光客の数からいえば、アジア圏の人たちが上位を占めています。つまり台湾、韓国、中国、タイ、の人たち全体でいえば圧倒的に多いことは事実です。

 

ところが実際にお金をどれだけ使ったかの統計を取ると意外な結果が出てくるんですね。一位はオーストラリアなんです!驚きませんか?これは観光庁が発表している「訪日外国人消費動向調査」で一人あたりの消費データが示しているものです。

 

オーストラリア人が爆買いしている様子も見受けられませんよね。これも統計ででていましたが、ショッピングはあまり関心がないようです。唯一ショッピングでの一人当たりの消費金額を第一位中国に譲っています。

 

では一体何にお金を使うのかと内訳をみると、まずは「長期滞在型」の旅行者が多いことです。宿泊および交通費にお金使っています。

 

どこへ行くかというと、都市ばかりでなく地方へも足を延ばす傾向があります。例えば広島は必ず行きたいところですし、北海道ニセコ、長野の白馬高原などにスキーリゾートでゆっくりと過ごすことも好きです。個人の体験を深めるために地方へと興味を深める傾向が強い。

 

そして「飲食」においても第一位です。一番一人当たりの単価が高いお客様ですので、滞在中はラーメンを食べ歩いたというタイプの外国人旅行者ではなさそうです。滞在中に困ったことの上位には英語が通じないことが挙げられていますから、このあたりまだまだExcellent Custommer Serviceを提供しようとすると、これからの接客英語の勉強をしておいて損はないと思いますが、いかがでしょうか。

 

まとめると

 

外国人観光客の一人当たりの消費金額が多いのは

オーストラリア人で、

ショッピング以外の

宿泊、飲食、交通、娯楽サービスで一位である

 

意外でしたね。

では、また!

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